資源国通貨としてのブラジル・レアルの魅力と現状

ブラジルの通貨レアル

ブラジルの通貨は何か御存知でしょうか?レアルが正解です。今、このレアルは投資信託の世界において、最も使用されている通貨の1つと言ってもよいでしょう。では、何故レアルがそんなに人気なのでしょうか?それは、この世界的な低金利状態の中にあって、ブラジルの金利が年利10%を超える高金利となっているからです。ですから、この高金利での運用を狙って、レアル通貨を使用した投資信託商品が非常に多くなっているのです。

投資信託とブラジル・レアル

これらの投資信託は、その投資対象はブラジルとは関係のないものが多いと言えますが、通貨選択型となっていて、ブラジル・レアルやトルコ・リラ、南アフリカ・ランド、メキシコ・ペソ、豪ドルなどの中から、通貨を選択できるようになっているものが多いです。そして、ブラジル・レアルは、その中でも最も人気のある通貨であったわけです。では、なぜ人気があったのでしょうか?それは、ブラジルの高金利のおかげで、投資信託の分配金額が最も多かったからなのです。

資源価格の低下とブラジル・レアル

このように、人気のあったブラジル・レアルですが、今の為替水準は低調のようです。何故かと言いますと、今のブラジル経済は、高インフレ状態であるにもかかわらず、景気が悪いという状態に陥っているからです。その原因の1つとしては、石油価格の下落、鉄鉱石価格の下落、銅価格の下落など、資源価格の低下があります。ブラジルは、これらの資源の輸出国ですから、オーストラリアなどの資源国とともに、この資源価格の低下が経済に打撃を与えているのです。

為替相場の変動予測は、経済の動きを見極めることによって可能になります。相場は、経済成長率や経済指数・物価指数・金融政策などの要因によって変動します。